Thank you!とありがとう

 コンビニのレジで並んでた。「早く順番こねっかな」

 前にいるおじいさんがお会計、おつりをもらう時に「はい、ありがとう。」

 今度は銭湯で身体洗ってたら、これまた見知らぬおじいさんガラガラ扉開けて出ていく。向けられていたお尻をクルリ、こちらを向いて頭をペコリ。ガラガラ。

 

 んんん、かっこいい。なんかかっこいいぞ。

 

 日本じゃ見知らぬ人にあっても、シラっとこいているのに、海外に行くと(特に人気リゾート地)買い物して立ち去り際に、必ず出ちゃうんです。店員より先に自分から目は泳ぎながら「テ、テ、テンキュー!」

 もっと言っちゃえば、ホテルのエレベーターで、日本人同士乗り合わせ、みんな知らんぷりの「・・・・・」なんて息苦しい。早く1階に着かんかい。

 次はどこの国かは知らんけど絶対日本人じゃない人と乗り合わせ、相手と必ず目が合う、すかさず金髪お兄さん「Good morning」じゃ言わなきゃイケない「エヘヘ、グ、モーニン!」

 ちっくしょー、さりげない「Good morning」がかっけーぜ。なんで人や国が変わるとなんでコロコロ態度が変わるんだボク。情けない。こんなんじゃイカン。

 

 

本来店員さんだけで終わりがちなお礼を、逆にお客さんにお礼言われるとなんかうれしい。絶対悪い気がしない。わかっているけどなかなかできない。

 どうも気恥ずかしいのか、ボクたちは最近挨拶、お礼を言わない文化に住んでいるらしい。そのくせ正式な場での礼儀はとかく重んじる。

 今度は海外だとthank youの連発で、その場をしのいでいる。挙句にso muchまで付けちゃおってな感じ。言っておきゃいいんだろ的な。

 

 なんてんでしょう、結局「勇気」なんでしょうかね。挨拶に勇気もへったくれもない気もしますが、勇気なんでしょうね。

 日本じゃ知らない人に話す勇気がなくて、海外じゃ日本と同じ様に振る舞う勇気がない。

 

 危機的状況で生まれた「絆」も大事、でも日常の当たり前の人間同士の会話、つながりももっと大事にしないといけない気がするこの頃です。