他人の痛みを己で知る

 むぅ・・・、「腰が痛い」

 昨日、朝起きた時から腰の左側が異様にうずくのです。おかしい。前日は何ともなかったのに。このような稼業をやっているのに自分が腰痛では、お客様に対して説得力が無くなってしまう。とは言え、お医者さんだって風邪をひくでしょうに。

 整体師の場合、たちが悪いのが、自分で自分を整体出来ないって事なんです。当店自慢のインディバ・アクティブも、場所によっては自分じゃ上手く出来ない。トホホな状況です。

 

 しかし、一人お尻を出してインディバやりましたよ。人には見せれない不格好なやり方で。

 

 いやぁ改めてインディバの威力を再確認。こりゃ効くな。

 

 インディバはいつやっても気持ち良くていい物なのですが、やはり痛みが出た時の効果は痛い時しか実感できない訳で。

 

 普段、腰が痛くてご来店下さったお客様に、あーしろこーしろと、何気なく偉そうにアドバイスしている日々が続くと、仮に自分が痛くなった時の気持ちを忘れてしまっていたような気がしてます。んーこれではいかん。

 そう思った阿呆なこの整体師は、せっかくだからもっと実際痛い時の人の気持ちを体感しようと、腰は痛むのを無視してランニングに出たのであります。激痛です。頭がどうかしてます。

 これはある意味自分なりの「人体実験」です。

 

 でも、これ、僕の中ではかなり重要は作業なんです。痛みはどう変化するのか、どこを触ると痛みが和らぐのか、痛む人の気持ちはどうなのか。

 整体をやっていても、他人の痛みや気持ちまでは正直分かりません。なので、つい痛む方を前に気楽な事を簡単に言ってしまう事があります。

 それならば自分が痛くなってみれば良いのですその時の感覚を頭に刻むしかないのです。で、普段お客様にアドバイスしている事は果たして正解なのか再確認しなくてはいけないのです。

 かなりドMな感覚ですが、半分気絶しそうな中走ってきましたよ。

 

 おかげで、夕方は布団の上でひっくり返っておりました。

 

 しかーし、インディバとセルフケアで、今日は昨日の半分以下に痛みが治まりました。いやー昨日のランニング後はどうしようかと思いましたわぁ。

 そして痛くなったおかげで、自分のスキルが1歩進んだような気がします。転んでもただでは起きない、ある意味いい性格だと思います。