先日、久々に面白いものがポストに投函されていました。
茶封筒にわざわざ手書きでうちの宛名が書かれております。正直、どうせ手書きならもうちょっと綺麗に書けんのかいと思いながら・・・
「何だろう?」と明けてみた訳です。出廷命令書でもなけりゃいいけど。
中から、ピンクのコピー用紙に黒字刷りの案内が出てきました。そこにはいきなり・・・。
「あなたのお店にお客様が来ない理由はここにあった!」
だったかな。多少違いはあれど、こんな見出し。
その後は、どっかの集客How to本に載っていそうな内容で、最後に送り主である何とかアドバイザー殿が主催の「集客セミナー」へのご案内。まぁ、「ご案内」は商売やっているとよく来るので良いとしてですね・・・マズいのがいきなりのあの見出し(^.^)
もう一回書きますよ!(^^)!
「あなたのお店にお客様が来ない理由はここにあった!」
自営業の皆さん、いきなりこんな見出しの手紙が来たらどう思います?
99/100人がこう思うはずです。
「余計なお世話だ・・・」と((+_+))
商売主が自身でなんとか集客したいと買った本にあの見出しがあるんだったらそれは良いのです。または集客のプロのアドバイザー様が、お店に何度も来て分析した結果・・・のこの見出しなら良いんです。
が、一度も見ないままにデカ字でこの見出しは、ボクに限らず送られてきた自営業の方は一瞬カチンと来たのでは・・・。と危惧した訳です。ハイ。
また更に、普段FAX等でランダムに送られて来るこの手の案内の内容は、そんなに気にもならないのですが、手書きの宛名で送られて来たこの案内は手書きであるが為に「よし、ここに送ってやろう」と言う意思をハッキリと感じてしまい、この手書きの手の込んだ風が「余計なお世話」感を倍増させてくれた訳です。ハイ。
集客のプロとおっしゃられるこの方のお手紙の1行目の見出しに喰いついてしまったボクですが、あの見出しは、一生懸命頑張っていらっしゃる方々の琴線に触れる文句でないですかね。
逆にそれが狙いか・・・。うーむ。
こう文章を打っていると、果たしてこのセミナーに何人の方が申し込んで参加をされるのか、逆に興味が湧いてきてしまいました。行きませんがね^^;
さぞかし、集客のプロだけあって集客に困った事業主様方で大盛況な事でしょう。
ぼくらも必死なのですが、集客のプロ様も集客に必死なのですかね。
ちょっとした愚痴にもならない事でしたが、何事も、自分の目的を達成するだけに満足せず、相手がどう感じるのか、考えているのかを念頭に物事を話したり、伝えたりしないといけませんね。と言う勉強になりました。
ボクも気を付けなければ・・・。