日常のコンディショニング維持

 新年初の更新です。申し訳ございません。
 毎日何気ない出来事をアップしていくのがブログの本質なのかもしれませんが、私の場合、どうもそれは自分のペースに合わない様です。調子が狂います。

 

 調子が狂うと言うと、スポーツでは「コンディショニング」とかっこよく言い換えて、体調なり、技術なり、チーム状態なりと、様々な「調子」の意味合いで使われますね。

 

 コンディショニングを整える。

 

 スポーツ選手に限らず、日常生活でもコンディショニングの浮き沈みが少ない事は理想な状態です。このコンディショニングの維持という面で、私は多くの方々と接してきて、気づいた事があります。それは・・・

 

 調子の浮き沈みの多くが、日常のほんの些細な体調の変化が起因になっていると言う事です。当たり前っちゃ当たり前なのですが。

 でも、案外皆さん自分の事になるとそこが見えなくなる様なんですね。

 

 風邪が長引き、咳が出てしまう日に映画に誘われた。あぁ、観に行きたいんだけど、気を遣わなきゃだし、やめて家でじっとしていよう。おもしろくない休日だわ。

 口内炎が痛いのに、夕食会があった。せっかくの高級コースだったのに・・・。

 

 体調がいまいちな時って、気分ももちろん乗れませんし、イライラしていまいますよね。もちろん体調以外にも調子を狂わす要因はたくさんありますが、せめて、自分で予防できる事は徹底して予防して、風邪をひく確率を減らせば、自分の調子を落とす確率も各段に減らせると思う訳です。

 

 私はその昔、中嶋家で一番最初に風邪をひく人間とレッテルを張られた男です。その癖短パンで電気毛布に寝る気持ちよさが好きで、真冬でも膝が出る恰好をしていました。アホです。

 

 しかし近年、手洗い、イソジンうがい、加湿器を徹底してから、風邪、インフルエンザにかかった記憶がありません。外出から戻ったら必ず行います。徹底します。ですから良いか悪いかは分かりませんが、インフルエンザの予防接種は近年受けていません。

 多少その日その日の調子は変化しますが、風邪をひいて数週間調子を落とすと言う事が全く無くなりました。大きな波の変化が無いのです。すると不思議と心理面での大きな波も格段に減った気がします。(小さな波は奥様が被ってくれます。m(__)m)なのでいつもヘラヘラしていられるのです(笑)

 やっぱり普段のイライラって体調が大きく関与していますからね。

 

 従って、すぐに「調子がいまいちです」と口走る学生諸君には、「うちに帰ったら手洗いとうがいはしているかい?」と聞いてみるのです。「してません」と言えば、「まず、自分の体調を落とす要因となる事を徹底して減らしてごらんな。それをしないでおいては調子が良い悪いと言える立場じゃありゃせんぜ」とおっさん説教じみた話をしてみる訳です。

 部活動で、点を多く取ったから「コンディショニングがいい」んじゃなくて、日頃咳き込み鼻をすすりながらやるのと、そうじゃないのとの違いがコンディショニング維持として重要なんですよ。と言う話です。

 

 私がもし指導者、会社の管理職の立場であれば、まずこの感染予防の徹底、健康の管理の知識共有を必ず行います。体調の維持が出来れば心も穏やかになり、自然とチームの雰囲気も上昇してくるはずなのです。

 良い状態を維持できる確率が少しでも上がる様な日課を作り上げる事が=コンディショニングを整える最重要項目なのではないでしょうか。