最近の店内BGMはもっぱら昭和の歌謡曲が定番です。
間違いないです。
30代~それ以上の年齢層はもちろんの事、意外とそれ以下の若い方々にも受け入れてもらえている印象です。
「この曲知ってる?」
と聞いてみても知ってるとか、聞いたことあると言う回答がほとんどです。
お母さんがカラオケで歌ってたとか、youtubeで観たとか。tubeってったらボク等じゃTUBEと表記する「ビーチターィム♪ 青い夏のせぇいさぁ♪」です。
「誰かは分かりませんが聞いたことあります。」
と言う高校生に質問した曲が赤いスイトピーであった時の、聖子ちゃんを知らんのか!ショックは軽くはないですがね。
ドリフも分からんって言った子もいたな。これはもはや徳川家康知りませんと言ってるレベルなので、遺憾の意を表明しておきました。
しかしなんとも昭和の歌謡曲の魅力は歌詞です。と思います。
今ごろになって、たかじんさんの「やっぱ好きやねん」を聴いてみれば、現代じゃそれこそ炎上騒ぎのゲス男と純粋な(いやもはやアホな)女の唄。
でも分かるぅん!と苦笑いしながら聞き入ってしまいます。
科学的にも生まれた世代に身に付いたリズムと言うのは、そう簡単には変える事が出来ないらしく、
「今どきの歌は何言ってるか分かんねぇし、唄えんなぃ」
と言うのはむしろ正常で当たり前な事らしいですね。
なので、秋元さんの歌は今の子たちが唄っても、80年代リズムなのでさっくりと耳に入ってくるそうなのです。
しかし、80年代に歌謡曲を聞かなかったさらに上の世代の方はそれすらナウい曲である為に、AKB唄ってみても、
「あいたかった~、あいたかった~、あいたかった~、イェイ」が
「あ~いたかった、あ~いたかった、あ~いたかった、イェイ」になっちゃうんですって。
音楽だと、今でこそいろんな所から昭和を引っ張り出せるけど、
それ以外には、数も減ってなかなかお目にかかれなくなった昭和があります。
・カランコロンで入って、独特のレストラン臭が漂う喫茶兼洋食店
・赤ちょうちんで、演歌の流れる居酒屋(これは未だ未経験。けど言ってみたい一人で)
・ダブルライトで、6段ギアチェンジ、変な電飾がついたチャリ
・適当に手を突っ込めば魚がいる川
・一向に耳から離れない変な歌のCM
・道の駅じゃなくてドライブイン
・大洋ホエールズw
書いてたら泣きそうになってきました。
ファミコンのミニ版が即完売になったり、カセットテープがまた流行りだしたというニュース。
ニヤニヤしてしまいます。
32だか64だか知らないけど8ビットが懐かしい。
昭和カムバック。
みんな絶対好きなはず。